子どもの頃、姉妹で大好きで、何度も母に読み聞かせをせがんだ一冊です。
あまりに思い出深いので、我が子にも読んであげたくて検索したら、絶版でしょうか?すでに新品は手に入らなくて驚きました。
諦めきれずに仕方なく、状態のいい絵本を中古で購入しました。
改めて読み返しても、とても素敵な一冊で、初読から子供たちが「もう一回!もう一回!」と、トリコになってしまいました。
かわいい星の子、やさしい山猫にかしこいフクロウ、バッタや魚…みんな、生き生きとして魅力的です。
また、緑色の空に緑色のマント、やままゆの緑色のキレイな糸など、”緑色”がとても印象的です。
私の子供の頃の記憶では、やままゆの糸が透き通るような、繊細で綺麗な薄緑だったのですが、
改めて読むと、色彩は緑と黒の重いトーンの中に、軽やかに星やブドウが描かれていて、筆致はとてもおおらかな感じ。
きっと、登場人物が「きれいな色」だと言ったので、子供の私にもそのようにキラキラして見えたに違いありません。
子供のころ受けた印象や、想像力ってすごいんだな、と感じました。
その想像力の前では、絵本の絵は決して細部まで書き込む必要はないのですね。
購入してからは毎日、息子に読んで読んでとせがまれています。
時を超えて同じ読書体験を得られるのが、絵本や児童書の素晴らしさですね。
ぜひぜひ、再販を望みます。
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ちいさな星の子と山ねこ 単行本 – 1987/6/1
西巻 茅子
(著)
- 言語日本語
- 出版社こぐま社
- 発売日1987/6/1
- ISBN-10477210089X
- ISBN-13978-4772100892
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登録情報
- 出版社 : こぐま社 (1987/6/1)
- 発売日 : 1987/6/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 477210089X
- ISBN-13 : 978-4772100892
- Amazon 売れ筋ランキング: - 547,176位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 47,147位絵本・児童書 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月27日に日本でレビュー済み
星の子が地上に落ちてきちゃって、地上で冒険、ともだちをつくるほっこりエピソード
2013年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
娘が幼稚園で借りてきたこの本。天真爛漫な星の子に私も娘もすっかり魅せられすぐに買うことに・・・。
地球にきた星の子がお空の月のかあさんに叫ぶ「おかあさーん、・・・・・・・」のくだりがたまらなくかわいいです。私がこれまで出会った絵本の中で1、2位を争う隠れた名作です。
地球にきた星の子がお空の月のかあさんに叫ぶ「おかあさーん、・・・・・・・」のくだりがたまらなくかわいいです。私がこれまで出会った絵本の中で1、2位を争う隠れた名作です。
2005年7月24日に日本でレビュー済み
私は保育士・幼稚園教諭を目指している短大生です。
保育実習の時、お昼寝前に絵本を読むように頼まれ、急遽保育園の本棚から選びぬいた本がこれでした。
はっきり言って幼児には少し長いかもしれません。
簡単な漢字も使ってあります(もちろんふりがな付き)。
でも、お話好きな子どもが多く、結構最後まで集中している子がたくさんいました。
ちなみに4歳児クラスでした。
星の子の可愛らしさや あどけなさ、そして山ねこの、星の子に対する心境の変化が心に響きます。
絵は全体的に暗い色遣いですが、読んだらきっと暖かい気持ちになれると思います。
ぜひ読んでみて下さい。
保育実習の時、お昼寝前に絵本を読むように頼まれ、急遽保育園の本棚から選びぬいた本がこれでした。
はっきり言って幼児には少し長いかもしれません。
簡単な漢字も使ってあります(もちろんふりがな付き)。
でも、お話好きな子どもが多く、結構最後まで集中している子がたくさんいました。
ちなみに4歳児クラスでした。
星の子の可愛らしさや あどけなさ、そして山ねこの、星の子に対する心境の変化が心に響きます。
絵は全体的に暗い色遣いですが、読んだらきっと暖かい気持ちになれると思います。
ぜひ読んでみて下さい。